文部科学省 地域イノベーション戦略支援プログラム[グローバル型]

函館マリンバイオクラスター 〜UMI(Universal Marine Industry)のグリーン・イノベーション〜 をテーマとした地域イノベーション戦略支援プログラムは、「計測・予測」「持続的生産」「高機能化」「ブランド形成」の4つの研究テーマを展開し、函館地域の多様な海洋資源・研究集団・高度・大量生産する技術を駆使して、世界レベルのマリンバイオクラスター形成を目指します。

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函館国際マリンバイオシンポジウム宣言
函館国際マリンバイオシンポジウム2010 総括とまとめ
2010年11月16日、函館市で「函館国際マリンバイオシンポジウム2010」が開催され、中国、韓国、台湾及び日本の増養殖と高機能性資源創出について、各国の現状と展望について基調報告が行われた。これらの基調報告に基づいて進められたパネルセッションの総括とシンポジウム全体のまとめを行った。
基調報告とパネルセッションの総括
本シンポジウムでは、東アジア圏における高機能性海洋資源の持続的生産の研究・開発状況について、中国、韓国、台湾及び日本の取組み状況の報告と今後の展望について討議した。
中国の張教授からは中国の増養殖の現状と展望について、韓国の申教授からは韓国沿岸の大型海藻の増養殖の現状と展望について、台湾の江教授からは水産物由来機能性食品の研究と開発について、韓国の趙教授からは江陵市における韓国マリンバイオの製品化の取組について、そして函館で行われている函館マリンバイオクラスターについて、それを構成する4つの基本テーマのリーダーからそれぞれの内容紹介が行われた。
東アジア圏での海洋資源に係る研究・開発を進めていくためには、地域間の連携が不可欠と考えられるが、これまで各国における他地域との研究連携は研究者の短期交流や留学生の受入れ以外の具体的な交流は行われていないという状況が明らかとなった。
漁業資源の増養殖についても、東アジア圏の研究交流はあまり行われていないことから、今後、東アジア圏としての資源保全に一緒に取り組んでいく必要がある。共同研究にもっと力をいれ、共同利用できるシーズ、技術の拡大が必要である。海洋資源の保全と持続可能な利用は、全世界共通のテーマである。
函館のプロジェクトを基盤に、東アジア圏の水産資源保全構想の構築に取り組んでいくこともひとつの方向である。こうした方策に係る地域間の今後の連携については、それぞれの地域特有の風土や多様性をお互いが認め合っていくことが重要である。
これからの世界は一層のグローバル化が進展していくものと思われるが、それぞれの環境や生態系は大きく違っており、地域間連携の前提として各々の風土や多様性への認識が欠かせない。こうした考え方を広域的に共有して環境や生物相をより良い方向に導いていくためにも、地域間の連携が重要である。
国際間の問題解決にオールマイティーな切り札は、無い。国際化を考えたとき、一地域だけが特定の地域、アジア更に世界へと拡大しながら市場を席捲していくやり方には、自ずからその限界が内包されている。真の国際化とは、それぞれの地域の特異性や多様性を大切にしながら、地域としても発展していくことと考えられる。現代において、この地域でのひとつの国の出来事は直ちに周辺国あるいはアジア全体へと波及するものであり、多くの意味で一国主義はあり得ない。
基礎研究・基盤研究からイノベーションによる産業化へつなげるために必要なキーワードとして、「基本を守りながらの変化」、「次世代が考えられる社会構造」、「独善主義の発想の排除」、「国の支援」、「人と人との信頼関係」などが挙げられる。
本シンポジウムを通して、東アジア圏に海洋資源の持続的生産と高機能性資源の創出を考えるに当たり、各国の風土や多様性を認め合った地域間交流が重要であり、函館のプロジェクトは、東アジア圏の水産業振興構想の核になりうることが確認された。
シンポジウム全体のまとめ
函館マリンバイオクラスターは、一次産業を基盤にした産業クラスターの形成を進めるもので、海の環境予測、持続的な資源確保、機能性の創出、食の安心・安全の確保が有機的に結びつくことにより発展的なクラスター形成を目指すものである。
また、この事業は、人、物、産業、文化については可能な限り地域の内在性に根拠を置くとともに、他地域との交流によって補完しながらグローバルな展開をも企図している。
持続的な地域産業の育成を図る骨組みとしては、海の多様性に配慮し、地域の海洋資源を持続的に生産・活用する仕組みの構築に加え、地域住民の参加とつながりによるクラスター形成が肝要である。
この度の国際シンポジウムにおいては、こうした函館のマリンバイオクラスターの取り組みを通じて、『それぞれの国・地域の多様性、特異性を大切にした産業振興が地域の発展の基本となることを共通の認識とし、今後とも継続的な交流を進める中で東アジア圏の海洋資源の持続的生産と高機能性資源の創出を図っていくこと』の重要性を確認した。
函館国際シンポジウム2010リーフレット
※クリックでリーフレット(A4版PDF)を閲覧できます
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